「鳥」から想起するイメージを幾何学で構成。
ボックスの基礎練習では、現物をスケッチしてそれを記号化していく作業を何度もおこないます。記号化は具象表現を抽象化していく作業で
す。対象物が持っている動きやリズムなどの法則をとらえれば、幾何学などの単純化された形状でも、自然が持つ美を容易に再構築することができます。
鳥の持つイメージを過不足無く円や円弧でデザインされており、作者の観察力が伺えます。形の綺麗さもさることながら、色彩感覚が非常に優れており「美しい物を作る」という物作りの姿勢を日頃から意識しているのだろうと思わせてくれます。
武蔵野美術大学 基礎デザイン学科合格者作品」
0 件のコメント:
コメントを投稿